一言コメント:
どう考えても説明のつけられそうにない怪事件の数々を、山東京伝と平賀源内の2人が鮮やかに解決していく様は読んでいてとても爽快です。戯作者、絵師、役者とそろいぶみの登場人物たちもとても個性的で、楽しく読み進められる珠玉の一冊です。
京伝怪異帖
高橋克彦・著
2000/6 出版 講談社
風来山人、獄死――。
その知らせを聞いた伝蔵は、早速風来山人のかつての住家を訪れた。
その目的は、風来山人秘蔵の『天狗髑髏』を一目拝むため。
ところが、忍び込んだ屋敷には幽霊が現れ、その真相を突き止めた伝蔵はさらなる真実を知ってしまうことになる・・・。
天狗髑髏、地獄宿、生霊騒ぎ。山東京伝と平賀源内が、東西の怪事件を斬る。


