一言コメント:
深い題材と、ともすればシリアスになりがちな展開を持ちながらも、物語自体は終始穏やかな雰囲気で進められています。経済にあまり関心がない人でも十分に楽しめるとても面白い本だと思うので、是非読んでみてください。
波のうえの魔術師
石田衣良・著
2001/8 出版 文藝春秋
パチンコで日々を過ごす就職浪人の青年が謎の老人に引き込まれたのは、波のように全てが揺れ動く、株取引の世界だった。
魔術師のように経済の波を渡りゆく老人。彼の目的は、ある大手の銀行を罠にかけることだった――。
数々の手段を弄して銀行株に揺さぶりをかける老人と青年。目的のためには手段を選ばない老人。このマネーゲームは、彼の「復讐」だった。
頭脳を駆使した2人の戦いを描く経済サスペンス。


